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和む由もがな

夏の旅 2009.#04 「ケーブル下ー」と「ロープー上ー」・・・ 

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黒部ダム
そして室堂と訪ねましたが
ここで大切なのが交通機関です。

立山黒部アルペンルートは
長野県側の扇沢駅から富山県側の立山駅までの間
自家用車で通れません。

そこでこの区間は
さまざまな交通機関が整備されています。

私たちは
ここ扇沢駅から室堂までの往復でしたので
その間の素晴らしい交通機関を紹介しましょう。



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扇沢駅から黒部ダム駅間は
関電トロリーバスです。

日本では馴染みの少ない
トロリーバス。

ここ立山黒部アルペンルートでしか
乗ることができません。

ここは黒部ダム建設時の
資材搬送用トンネルを通りますが
バスに電車のパンタグラフのような
棒がついています。

電気バスですね。
ちょっと不思議です。



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黒部ダムから先へは
ケーブルカーとロープウェイになります。

黒部湖駅から黒部平駅間は
ケーブルカーです。



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この駅員。

素晴らしく
おしゃべりが上手です。

ここだけの話ですよ
と言うことで教えていただきました。

黒部湖駅から先はケーブルカートと
ロープウェイを乗り継ぎますが
ケーブルカートとロープウェイの
簡単な見分け方を教えていただきました。

乗り物(箱)よりケーブルが下にあるのが
ケーブルカー(下~か~)。

乗り物(箱)よりロープが上についているのが
ロープウェイ(上~うえ~)。

だそうですが
完全なネタでした。

でも上手でしたね。



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ここからケーブルカーで
このトンネルの中を登ります。

先の駅員さんによると
乗り物の右側でも左側でも景色は一緒です。

トンネルですから。



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これはケーブルカーの次
黒部平駅から大観峰駅までのロープーウェイです。

左上の白く見えるのは
残雪です。



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大観峰駅から室堂駅までは
再びトロリーバス。



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最初のトロリーバスとは
色が違います。

ここは関電バスでは
ないんですね。

その名も立山黒部貫光。

観光ではなく貫光です。



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室堂からの折り返しで
再びトロリーバス。

運転手なめで見る前を走る
トロリーバス。

狭いトンネルを走ります。

トンネルの天井には
命綱の電線があります。

運転してみたい。



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行きの逆の順番で
乗物に乗ります。

ロープウェイです。



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ケーブルカーです。

お客さんも下りる方向を
向いていますよね。



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最後の乗り換え。

奥には関電トロリーバスが
待っています。



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トロリーバスの屋根。

角のようなパンタグラフのような棒が
電線を捕まえています。

何度見ても
不思議。



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これは扇沢駅に待機する
本物のバスです。

観光バスで
大量にお客さんを運びます。

観光地ですね。


ということで
立山黒部アルペンルートの乗り物を
紹介いたしました。

それほど大そうなことではありませんが
楽しかったです。

でもいまだに
『ケーブルカー(下~か~)』と
『ロープウェイ(上~うえ~)』のネタが
忘れられません。

もう一度行きたい。
駅員さんに会いに。



長野県
立山黒部アルペンルート











by nagomuyoshi | 2009-09-02 21:24 | 長野県 | Comments(13)
Commented by tajiri8jp at 2009-09-02 21:37
懐かしいです。話し上手な駅員さん、まだがんばってらっしゃるんですね。
それとも自分が聞いた時の方とは別人で、代々その和芸を伝承しているのかなあ。
はしらない(=柱がない)ロープウェー、というネタもありましたでしょうか?
Commented by masa at 2009-09-02 21:39 x
こんばんは。
↓から拝見してきましたが、いい所に行かれたんですね~。
アルペンルートは一度も行ったことないですわ。
扇沢から黒部ダムまでは中学校の修学旅行で行きましたよ^^
あの大きさ、迫力ですよね^^
つづき、楽しみです^^
Commented by ninocafe at 2009-09-03 00:11
奈良の坊さん然り、こういう観光地の方って
お話が抜群に上手ですよね〜。
『ケーブル下ー』と『ロープ上ー』
私も覚えちゃいました(笑)。
Commented by kyonshogo at 2009-09-03 07:09
ほほぅ~^^
ケーブルカーとロープウェイのマメ知識^^ありがとうございました(^_^)v
下ーと上ー、なるほど~です^^
楽しく一緒に乗った気分です~♪
Commented by snatchshot at 2009-09-03 18:30
わーい、とっても楽しそうw
Commented by ponchikuism at 2009-09-03 19:25
立山黒部貫光・・・単語にも惹かれますが、写真的にも惹かれる
ものがありますね!
Commented by nagomuyoshi at 2009-09-03 20:38
▼tajiri8jp さん。

そうですね、代々引き継がれているのだとおもいます。
別の駅でも駅員話芸がありましたが、結構若い駅員さんでしたから。
伝統・・・でしょう。
はしらない・・・は、なかったと思いますよ。
Commented by nagomuyoshi at 2009-09-03 20:40
▼masa さん。

あのダムは、ダム好きではなくても引き付けられます。
もう一度行きたいと思いますよ・・・。
Commented by nagomuyoshi at 2009-09-03 20:41
▼ninocafe さん。

『ケーブル下ー』と『ロープ上ー』・・・。
文字では微妙なニュアンスが伝わらないのが残念です。
あの口調、しゃべり方、忘れらません。
いまだに、『ケーブル下ー』と『ロープ上ー』・・・
頭から離れませんからね・・・(^^ゞ

Commented by nagomuyoshi at 2009-09-03 20:44
▼kyonshogo さん。

遊びに行っても勉強になりますね・・・。
社会勉強っていうやつですね。
役には立ちませんが・・・^^;
Commented by nagomuyoshi at 2009-09-03 20:47
▼snatchshot さん。

はい、駅員さん、とっても楽しかったです。
もう一度会いたいくらいに・・・^^;
Commented by nagomuyoshi at 2009-09-03 20:49
▼ponchikuism さん。

貫光・・・。
立山を貫いているんですね。
この文字に気づいている人が何人いたでしょうか・・・。
良い文字ですね。

Commented by nagomuyoshi at 2009-09-03 21:05
▼tajiri8jp さん。

↑ に追加です。
はしらない(=柱がない)ロープウェー・・・、
駅員さんが言っていたそうです。
妻がそう言ってましたので、間違いないでしょう・・・。
失礼しました・・・m(__)m